2024年2月28日、千葉県警察と山岳安全対策ネットワーク協議会は相互に協力して安全登山の啓発活動及び山岳遭難の対応を迅速に行うことを目的として、山岳安全対策ネットワーク協議会が運用する「オンライン登山情報システム」コンパスに登録された登山届の閲覧協定を締結しました。本協定は、山での遭難事故などが発生した時に、「オンライン登山情報システム」コンパスに登録されている登山届を閲覧することで、救助や捜索活動に活用できることを定めています。。
千葉県は「山がない」とイメージさている方もいるかもしれませんが、房総半島南部を中心に房総丘陵と呼ばれる山々が広がっており、最高峰の愛宕山でも408メートルと、全国都道府県の最高峰と比べると標高も低く「気軽に登れる山」として親しまれています。
また、温暖な気候で積雪することがほとんど無く、都心からのアクセスの良さから、初心者や高齢者でも気軽にハイキング・登山を楽しめますが、「山」であることは間違いなく、年間を通じて滑落事故や、ルートを誤り道に迷っての遭難が発生しています。