公益社団法人日本山岳ガイド協会と徳島県警察は、2017年12月1日、安全登山の啓発活動及び山岳遭難の対応を迅速に行うことを目的として、県警察本部長と日本山岳ガイド協会理事長との間で協定を締結しました。本協定は、徳島県警察がコンパス登山届システムにアクセスし、登録されている登山届を閲覧し、救助や捜索で活用できることを定めています。
徳島県内には、100名山のひとつ「剣山」があります。標高は1,955mで、南面は南部圏域を代表する自然の宝庫であり、変化に富んだ自然の姿が多く残されています。一ノ森や三嶺周辺など、登山だけではなく、トレッキングやハイキングなど、手軽に自然を楽しめる環境が身近にあるのも徳島県の特徴です。
気軽に登れる山々であっても、気象の変化やちょっとした油断、過信によって、思わぬ事故を招いてしまうのが自然と対峙する恐ろしさでもあります。気象の変化やルート上の危険個所を通過する際など、常に注意を図って、安全に安心して自然を楽しんでください。
徳島県警察では、県内を登山、トレッキングする方々の登山計画をコンパスで受け付けております。登山届の提出を習慣化してください。